特別国会の会期を延長した末、ギリギリのところで副首都法案を成立させた高市政権。7月24日の参議院本会議での採決は賛成123票、反対121票と僅かに2票差だった。
参議院の定数は248で、れいわ新選組の山本太郎氏が体調問題を理由に今年1月に議員辞職をしたことから、欠員が1となっている。24日の採決では、議長を務める関口昌一氏を除くと、他に2人の欠席者がいた。1人は盲腸で入院中だった高橋克法議員(自民党)で、もう1人が自民党の山崎正昭議員(84歳)だった。
前編記事『「国会欠席率」驚異の84%の参議院議員がいた…!本会議31回で出席わずか5回、”国会の欠席王”と呼ばれる「自民党の重鎮」の呆れた言い分』より続く。
本人は「至って健康だ」と語っていた
山崎氏は当選6回。2013年8月から2016年7月まで約3年間にわたり参議院議長も務めた重鎮だ。
その山崎氏だが、この特別国会は24日の本会議のみならず、欠席が目立った。特別国会が招集され首班指名が行われた2月18日こそ出席していた。ところが、その後は本会議で採決があった25回のうちなんと23回に欠席したのだった。
参議院事務局に問い合わせたところ、採決がない日も含めると、この特別国会では本会議が31回あり、山崎氏の出席はわずかに5回だった。欠席率は実に84%と驚くべき数字である。
筆者は欠席の理由について聞くべく、山崎議員の事務所に質問書を送ったが、期限までに回答はなかった。
山崎氏については年齢に伴う健康不安説も出ている。だが、2022年の参院選で当選した後の記者会見で山崎氏は、「政治は年齢じゃない」とした上で、次のように語っている。
「私自身は高齢とは思っていない。物理的な年齢と政治的な年齢は違う。実績が政治年齢であり、私は一度も高齢だと思っていない。至って健康だ。(高齢という)その批判は当たらない」